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ムスタング・サウンド・メイキング

ムスタングは、どうしようも無い音と言われますが、CHARの音を聞いたら、そのような認識は吹き飛んでしまいます。

どんなギターでも構わない、どんなアンプでも構わない、エフェクターなんて好みの音とが出れば気にならない、レコーディングではアンプ直が一番!という風にご本人(CHAR)は言っていますが、プロが使う機材は、やはりそれなりの物が用意されているので、良い音が出るはずです。しかし、同じ機材を使っても同じ音は出ないよと、やはりご本人がおっしゃるとおりです。音づくりプラス『プレイ・フィーリング』がムスタングのサウンド・メイキングの要かと感じています。

1.パワーを引き出す。

ストラトに比べパワーのないムスタングからパワーを引き出すには、アンプのセッティングに寄るところが大きいでしょう。シングルコイルのギターは、アンプのパワーを上げようとすると、ハウリングを起こしやすくなったり、ノイズが目立って来たりと苦労しますが、ムスタングのフロントとリアのミックスはシリーズ配線となり、ノイズが少なくなり、パワーも上がります。CHAR先生もフロントとリアのミックスで通しているので、これは正解でしょう。これでアンプのパワーを引き出せるでしょう。

2.パワーを更に引き出す!

ピッキングにパワーを!サスティンの少なさをカバーするためにもピッキング。力強いピッキングこそが必要。これで演奏の表現力もアップします。アンプ直で力強いニュアンスを出すのはさすがCHAR先生!アマチュアはエフェクターの力を借りて補います。

3.構造を知る事

ダイナミック・ユニット自体が弱点でもあるので、ストラトの様なレベルにはいきません。しかし、チューニングのページでも書いていますが、テールピースの位置が問題かと思います。上げすぎず、下げすぎず。弦のテンションを最適に保つことが、ベスト・サウンドを引き出すための方法です。

4.コレクターで無ければ、メンテナンスに出す。

プレイヤーならばフルオリにこだわらない。ナットやフレットは減っていれば交換。特にナットは重要です。自分自身、フルオリの66年と、リフレット、リナット、ネックアングル・ルーター加工、フィンガーボード削り直しかもしれない67年を持っていますが、66年の方が木の鳴りは良いのですが、67年の方が弾きやすく、音に伸びもあり、弾いていて気持ちがいいです。弾いて気持ちがよいと言うことは、聴いている人も気持ちが良いと言うことだと思います。

5.『CHAR』を真似る

うまい人を真似る!とにかく、これしかないでしょう(笑)

とにかく先生のプレイフィーリングを真似る。右手も左手も、体全体で刻む16ビートも。